2020.07.10 看護職研修 倫理

今回は「倫理」について研修を行いました。
日本看護協会の「看護者の倫理綱領」に基づいて、15の条文をひとつひとつ事例をあげて紹介していただき、とても分かりやすかったです。

“自身の心身の健康の保持増進に努める”という条文は、今まさに新型コロナウイルス対策につながることだなぁと感じました。看護を提供するものとして、心身ともに健康な状態を維持し、感染防止に努めたいと思います。
グループワークでは、身体拘束を受けながら、経管栄養と経口摂取を試みている事例について、検討しました。
注入中だけの拘束、拘束解除の時間を増やす、家族への見守り依頼、家族に患者の思いを伝える、カンファレンスを行うなど、さまざまな意見がでました。
倫理には、正解がないと思うので、このような話し合いは大切だと思いました。
倫理で提唱されている看護の考えに則して、自分本位ではなく、患者様を優先した看護実践を行っていきたいと思いました。

今回、新型コロナウイルス感染対策として、テーブル配置を少し変えてみました。
少しでも、ソーシャルディスタンスを確保したいですね。