『認知症患者の関わり方』について勉強会が行なわれました。
認知症の原因、要因を再認識しました。対応の仕方については、様々なケースに
応じた対応が必要とされますが、患者様一人一人を理解し、行動の原因を
アセスメントしたうえで対応していくことが最も大切だということを学びました。
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2010年3月看護師勉強会
看護研究発表会
1月の看護師勉強会
今月は2つの病棟の研究発表でした。
~家族のサポートが受けられない(腎疾患終末期)高齢者への関わりについて~
疾患や患者背景を分析し、長期の入院生活の中で、苦痛の緩和をはかり、家族に変わって、医療者が心の支えになりたい、すべてのスタッフが患者を共通認識し、患者個人をありのまま受け止める事で、ニーズの把握につながるのではという症例発表でした。
~ビーチボールによる褥瘡対策への取り組み~
褥瘡が発生する要因は様々ですが、この症例は寝たきりで、関節拘縮、変形があり再発を繰り返していました。そこでビーチボールによる除圧を試みました。
医師・看護師・ワーカーが一貫した処置、ケアを行い、4ヶ治癒しなかった褥瘡がビーチボール使用後より2か月で治癒しました。1例のみの結果ですが、今後も褥瘡予防に取り入れていきたいと考えています。
どちらの研究発表も参加者が興味を持って聴き、積極的な意見交換が出来ました。
当病院では入院時、各部署と連携をとり患者背景を把握した上で、ケアの方向性を決めています。近年患者様層は様々で、問題発生時はその都度各部署と協力し、問題解決に取り組んでいます。毎月の勉強会や委員会でスタッフの意識を向上し、今後も患者様がよりよい入院生活が送れるように日々心がけていきます。