1病棟(医療病棟54床 )人員配置区分(看護職員 20:1 介護職員 20:1)
病棟の特徴
- 医療療養病棟であり、慢性期および終末期の患者様が入院されています。
- 認知症の患者様においては、1病棟の特徴的な構造である回廊を活用し、日常生活の援助を行っています。
- 日々のケアは、PNSをアレンジした看護師・看護補助者とのペアであたり、スタッフ間の関係性も良く、チームで助け合っています。
取り組んでいる事
- 看護師・看護補助者の協働が浸透しており、患者様の情報共有・ケアの統一を図っています。
- 転倒予防では、センサーマットやベッド周囲の環境調整など安全に療養生活を送って頂ける環境づくりに努めています。
- 掲示物で患者様が季節を感じることが出来る雰囲気づくりをしています。行事等では写真を撮り、患者様のご希望に応じてご家族にお渡ししたり、掲示させて頂いています。
- また、お誕生日には手作りのメッセージカードをプレゼントし、患者様からも好評です。

2病棟(医療病棟54床)人員配置区分(看護職員 20:1 介護職員 20:1)
病棟の特徴
- 急性期病院を退院後、医療行為が必要な為ご自宅での生活が困難となった方が多く入院されています。
- ご高齢の方が多く、対象者に応じたきめ細やかな日常生活援助に加え、点滴・吸引・創処置などの医療行為や認知症・うつ病のメンタルケアを行っています。
- スタッフは30~60歳と幅広い年代で、話しやすく明るい雰囲気です。
- 看護師/介護士がそれぞれ意見を出し合い、協力して患者様によりよい看護・介護が提供できるよう皆で努力しています。
- 業務が忙しい日もありますが、お互い声を掛け合って業務調整し、毎日ほぼ定時で帰ることが出来ています。

取り組んでいる事
- 褥瘡対策に力を入れています。師長・主任・褥瘡委員が主となり、年間目標に挙げ、取り組み発表や勉強会を行い褥瘡予防、早期治癒を目指しています。日中は音楽を流し、掲示物で患者様が季節を感じられるような雰囲気作りを心掛けています。
3病棟(医療病棟46床)人員配置区分(看護職員 20:1 介護職員 20:1)
病棟の特徴
- 人工呼吸器装着中の患者様や褥瘡や肺炎などで、医療処置が必要な患者様が療養されている病棟です。
- 入院の受け入れや退院支援、長期療養と様々なニーズを持つ患者様がいらっしゃいますが、スタッフ同士助け合いながら日々のケアを実施しています。
取り組んでいる事
- 入院中でも四季を感じて頂けるように、季節や行事に合わせ掲示板や詰所前に折り紙で作った飾りつけをしています。手先が器用でセンスが光るスタッフ3名が担当しています。
- 安全に安心して療養生活を送って頂くために業務改善に取り組み、皆で意見を出し合いながら、患者様・スタッフ双方にとってより良い環境作りができるよう力を入れています。
- 休憩時間は子供や孫、介護やペットのことなど家族の話をしたり、推し活・流行りのスポット・新商品(特に菓子類)等、様々なテーマで盛り上がっています。

5病棟(医療病床32床 地域包括ケア病床12床 計44床)人員配置区分(看護職員 13:1 介護職員 20:1)
病棟の特徴
- 地域包括ケア病床では、自宅や施設へ安心して退院して頂けるよう多職種と連携し、患者様やご家族が納得する退院支援が行えるよう、療養環境および生活環境の調整を行っています。
- 長期療養病床では、多種多様な疾患をかかえる患者様に対し、安心安全な療養生活を送って頂けるよう、残存機能をいかした関わりや個別性に応じた根拠のある看護介入を行うよう心がけています。
- 師長は、少し早口でいつも明るく元気いっぱいです。スタッフは、20代前半から定年を過ぎて嘱託職員として勤務を継続するスタッフまで幅広い年齢層です。また、働きながら資格取得を目指す方もいます。
取り組んでいる事
- 入退院が多い病棟ですが、PNSをアレンジし、看護師と看護補助者が協働しケアを行っています。これにより、従来と比べてスタッフの負担軽減や安全なケアの提供が可能となりました。医療と介護の両側面から最善の入院生活を過ごして頂けるよう介入しています。
- 日々のカンファレンスで知識・技術の向上を図り、やりがいを持って楽しく働ける職場づくりに努めています。

6病棟(介護医療院48名)人員配置区分(看護職員 6:1 介護職員 4:1)
病棟の特徴
- 認知症を有する入所者様およびご家族に寄り添ったケアを実践すること・関節拘縮や褥瘡予防のためのポジショニングについて、看護師とケアワーカーの協働を意識してケアを行っています。
- 平日の昼食時は、日替わりの組み合わせで談話室に集って頂き、365歩のマーチに合わせて棒を使った体操を実施しています。
取り組んでいる事
- 入所者様のペースに合わせた経口摂取を支援し、8~10割摂取を目指しています。
- 入所者様のご希望をお伺いしながら、経管栄養の方であっても経口摂取への移行を試みる「摂食機能療法訓練」を実施しています。実際に、完全に経口摂取へ移行できた方もいらっしゃいます。
- 認知症の入所者様への関わり方について、適切なケアの提供を目指し、カンファレンスで勉強会を実施し、皆で学びを深めています。
- 2部署ある介護医療院で、年2回合同のレクリエーションを開催し、夏は夏祭り、冬はクリスマス会で参加者の方・スタッフともに楽しんでいます。

7病棟(介護医療院48名)人員配置区分(看護職員 6:1 介護職員 4:1)
病棟の特徴
- 平成30年より介護医療院となり、長期療養の入所者様48名が生活を送っています。
- 必要な医療を提供しながら穏やかに日常を過ごして頂けるよう
- 看護職、介護職が協働しながら日々関わっています。

取り組んでいる事
- コロナ禍以降、少しずつですが季節の行事を楽しんでいただけるよう、レクリエーションを行っています。
- 談話室は食事をされたり、レクリエーションをしたり、ご面会の際に一緒にお過ごし頂くなどのご利用が可能です。日向ぼっこをしながらウトウトされている入所者様もおられ、穏やかな空気が流れている病棟です。
入浴部門 人員配置(部門長:看護職員1名を含む介護職員で構成しています)
部署の特徴
- 当院の入浴システムは、入浴部門が一手に担っています。「機械浴」「チエアバス」「シャワー浴洗身」の3種類に分かれていて、医療療養病棟(1,2,3,5病棟)、介護医療院 (6,7病棟)のうち、2つの病棟を組み合わせた入浴表を作成。毎日午前9時15分~、午後1:15~入浴していただいています。
- 1日の入浴者数は、全て合わせて80名前後となっています。
- ご高齢の患者様が多い中、入浴中の状態には細心の注意を払い、複数名で見守りや介助をしております。

取り組んでいる事
- 患者様の安全第一に、丁寧にやさしく接することをモットーに日々業務に携わらせていただいています。
- 「気持ちええわ~」「もう少し漬からせといて~」等言われる患者様もいらっしゃいますが、会話ができない方もおられます。顔色、表情を常に観察し、入浴が患者様にとって、安楽で穏やかな時間、爽やかな気分となるよう、職員全員でお手伝いさせていただいています!

看護部には子育て世代から親の介護を担う職員と幅広い年代の職員がライフワークも大切にできるような働き方ができるよう多様な勤務形態を取り入れています!
「介護経験がないから自分にできるか心配」「子育てしながら働くことってイメージがつかない」「生駒病院の事よく知らない」「50歳過ぎてからでも働けるのかなあ」「子供が急に体調を崩して休んだら迷惑かけるだろうなあ」など皆さんはじめは不安もたくさんあったようですが、今はイキイキと働かれています。
先輩からのメッセージを聞いていただき、生駒病院や看護部に興味を持っていただければ嬉しく思います。 また、当院は事前申し込みがあれば、病院見学も実施しています。
まずはお気軽にお問い合わせくださいね!
( 看護部長 福川 )