一般撮影
当院ではPACS(医用画像管理システム)を導入しており、X線写真はフィルムとして出力せず、デジタル化した画像を高度な画像処理を行うことにより、多くの診断情報を提供しております。
*PACSとは放射線科の画像をデジタルデータとして保管、管理、配信するシステムです。当院では一般撮影、CT撮影の撮影画像がネットワーク管理され、院内ネットワークを活用して撮影画像をリアルタイムで各ターミナルに転送、閲覧することが可能になりました。それにより、患者様の待ち時間を短縮することが可能になり、診察をスムーズに進めることができます。
CT撮影
CTとはコンピューター断層装置と言い、X線装置とコンピューターを組み合わせた医療機器です。当院では16列のマルチスライスCTを備えております。
主な特徴として
- 高精細な画像が撮影でき、より正確な画像診断へとつながります。
- 1回転最大16スライスの撮影により撮影時間を短縮でき、また被爆線量低減にもなります。
- 1回の息止めを10秒程で撮影でき、患者様の負担を軽減します。
- 立体的な3次元画像を活用でき、平面画像では見つけにくい患部の発見に貢献します。
16列マルチスライスCT ECLOS
日立メディコ製の最新CTスキャンシステムです。撮影画像はすべてデジタルデータとして扱われ、画像の解析、転送、出力、すべてのタイミングで従来よりも効率がよくなっています。患者様の負担を軽減するため、被検時に息を止めていただくタイミングをお知らせするインジケータや息止め練習用のボタンも設置されています。
電子内視鏡の導入
内視鏡検査
当院では、経口、経鼻、両方の胃カメラを備えております。胃カメラは鼻または口から直径5.9mm(うどんよりも細い)カメラを入れて胃・十二指腸の中を直接見ながら、粘膜の状態・出血の有無、ポリープや潰瘍・腫瘍の有無などを観察していく検査です。 鼻からのカメラであれば、カメラが舌の付け根に触れることがないため、嘔吐感が少なくて楽に検査を受けることが可能です。 また、大腸カメラでの検査も承っております。